130人で交流、飲酒も…ジブチの自衛隊、21人がコロナ感染「ストレス解消は否定しないが…」  

2021年4月8日 23時34分
記者会見する山崎幸二統合幕僚長=8日夜、防衛省

記者会見する山崎幸二統合幕僚長=8日夜、防衛省

 防衛省制服組トップの山崎幸二統合幕僚長は8日夜、臨時に記者会見し、アフリカ東部ソマリア沖アデン湾の海賊対処行動に当たる自衛隊のジブチの活動拠点で、3月28日、約130人の隊員が参加したスポーツ交流会が開かれ、飲酒を伴う親睦会もしていたと明らかにした。拠点では、隊員計21人の新型コロナウイルス感染が判明している。
 山崎氏は「酷暑の中、外出もできず任務に当たっている。ストレス解消や団結が目的の行事は否定しないが、感染対策を徹底しないといけない」と述べた。海上自衛隊のP3C哨戒機による監視任務に関しては、継続している。
 山崎氏によると、スポーツ大会は部隊長の判断。拠点内にある体育館で開かれ、風船運びなどをした。一部の種目を除き、マスクを着用した。親睦会には大半が参加し、1人缶ビール1本程度を飲んだ。さらに飲酒を続けた隊員もいた。4月1日にも隊員13人が約2時間、拠点内の大会議室で懇親会をして、1人缶ビール3本程度を飲んだという。
 3月25日には隊員4人がテレビなど家電購入の調査で、公用で拠点から外出し、ジブチ市街地の飲食店で飲酒なしの昼食を取った。4月3日、うち2人の感染が判明し、感染者の1人はスポーツ大会に参加した。(共同)

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