「まん延防止」線引きで三鷹駅が真っ二つ…北口飲食店は午後8時までなのに南は9時<新型コロナ>

2021年4月9日 21時37分
 駅北口の飲食店は午後8時までなのに、南口は午後9時まで―? 東京都に適用される「まん延防止等重点措置」の時短営業要請を巡り、JR三鷹駅では、北側にあたる武蔵野市が対象になる一方、南側の三鷹市は対象から外れた。小池百合子知事は9日の定例会見で「どこかで線引きをしなければならず、総合的に判断した。まずはこれで対応して」と理解を求めた。

◆北口の武蔵野市は対象

 重点措置で都は23区を全て対象とした一方、多摩地域は飲食店数や人口に占める感染者の割合などを踏まえ、武蔵野のほか立川、八王子、府中、調布、町田の6市に絞った。
 三鷹駅はJR中央線で特別快速が停車する主要駅の一つ。駅の南北で市域が分かれるため対応が変わることになり、市民の混乱や時短を求められる店側の不公平感などが懸念される。同日午前の官房長官会見でも話題になり、加藤勝信長官は「ある地域を重点的にやるので、やむを得ない。各都道府県の判断だ」と述べた。

◆小池知事「どこでもある」

 小池知事は「三鷹に限らず、どこでもあること」と説明し、北区の赤羽駅と隣駅の埼玉県川口市の川口駅の近さを例示。その上で「緊急事態宣言はザーッと全域にかかる措置になってしまい、誰にとっても不都合が生じる。そうならないための措置です」と呼び掛けた。 (小倉貞俊)

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