<新型コロナ>PCR検査 県が223施設でミス 結果通知を誤送信 キットを重複送付

2021年4月10日 07時14分
 神奈川県は九日の県議会厚生常任委員会で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため高齢者施設と障害者施設の職員に定期的に行っているPCR検査で、結果を誤って伝えるなどのミスを二百二十三施設にしていたと明らかにした。篠原仙一(のりかず)・医療危機対策本部室長は「全体として作業が雑だった。検査の信頼を損ないかねず申し訳ない」と陳謝した。 (志村彰太)
 県によると、ミスをしたのは、検査を委託した四社のうち三社。二回目以降の検査を申し込んだ十施設に、受けていない一回目の検査の結果が「全員陰性」だったとするメールを送ったり、検査を受けなかった職員二人を含む四十人全員が陰性だったとの誤った結果を一施設に伝えたりした。送信先を選ぶ際に操作を誤るなどしたという。
 また、一回分ずつ送るべき検査キットを初回検査の際に二百十一施設に三〜六回分をまとめて送ったり、一施設に対象者数より多い検査キットを送ったりした。手順ミスや、県が作成した参加施設リストに同じ施設が複数記載されていたことが原因という。
 検査は対象施設の半数に当たる約千九百施設が参加し、二〜三月の三回で十三人の感染者が見つかった。感染者を早期に発見し、クラスター(感染者集団)の発生を防ぐのに有効とみて、高齢者施設に対し日本財団が行っている検査を受けるよう促す方針。 

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