ワクチン接種の当日夜と翌朝に体温チェック 翌日は休養日に 日本老年医学会理事長に聞く注意点

2021年4月12日 17時56分
秋下雅弘東京大教授(本人提供)

秋下雅弘東京大教授(本人提供)

 高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種が始まったのを受け、日本老年医学会理事長の秋下あきした雅弘東京大教授(60)に、高齢者がワクチンを接種する際の注意点を聞いた。(増井のぞみ)
 ―注意点は。
 国内で先行接種した医療従事者では、高齢者の方が副反応の頻度が少なかった。ただし、接種から遅れて表れる発熱や体のだるさなどの副反応が起こっても、高齢者は自覚症状が乏しいので注意が必要だ。当日夜と翌朝は必ず体温をチェックし、異常があれば、かかりつけ医や副反応の相談窓口に連絡してほしい。副反応が重くなりがちな2回目接種翌日は予定を入れず、休養日にすることを勧める。
 ―接種に不安を持つ人もいる。どのように接種に臨めばいいか。
 ワクチンを打つかどうか家族やかかりつけ医と相談するといい。家族に接種前後の体温などの体調を伝えておけば、異変があった時に家族からも対応を助言できる。
 ―認知症の人のコロナワクチン接種の注意点は。
 ワクチンを打つかどうか、家族が協力して意思確認する場合が多いと予想される。コロナの重症化を防ぐためになるべく打った方がいいが、家族もワクチンの情報収集に努め、本人の納得のいく判断を後押しすべきだろう。

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