<新型コロナ>高齢者ワクチン 宇都宮で特養の10人に接種 施設優先、一般は来月から

2021年4月13日 07時46分

ワクチン接種を受ける入所者=宇都宮市で

 高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種が十二日、県内では宇都宮市で始まった。ワクチン量に限りがあるため、重症化リスクやクラスター(感染者集団)対策などを考慮し、高齢者施設での開始となった。
 接種が行われたのは、市内の特別養護老人ホーム「美渉」。二十九人の入所者のうち、八十代から百歳までの十人が接種を受けた。接種後の副反応にも備え、医師、看護師ら六人が対応。車いすの入所者たちは、看護師に支えられ、慎重に医師による接種を受けていた。
 施設で普段、診療にも当たっている医師滝口鉄郎(てつお)さん(63)は「丁寧に扱うワクチンなので、かなり気を使った」とほっとした様子だった。接種を終えた八十代の男性は「これで安心して家族とも会える」と話していた。
 今後、市内では六十五歳以上の一般高齢者に四月下旬から接種券を配送し、五月中旬から接種開始を予定している。 (原田拓哉)

関連キーワード

PR情報

栃木の新着

記事一覧