<新型コロナ>ワクチン接種 東京・多摩地域の各自治体はいつ? 調布、府中、小平市も月内に開始 

2021年4月13日 12時13分
ワクチンの接種を受けるため待機する高齢者=12日、東京都八王子市で

ワクチンの接種を受けるため待機する高齢者=12日、東京都八王子市で

 六十五歳以上の高齢者が対象の新型コロナウイルスワクチン接種が十二日、多摩地域では八王子市から始まった。他の自治体も今月下旬から五月上旬の接種開始に向けて準備を急いでいる。当初は国からのワクチン供給量が少ないことから、七十五歳以上といった年齢で対象を絞ったり、高齢者施設の入所者を優先したりする自治体が多い。(服部展和)
 八王子市で接種を終えた住職、赤塚良孝さん(74)は「ほっとした」と表情を緩めた。同時に「皆さん、接種が早めに終わるといい」と接種を待つ高齢者を気遣った。同市で四月中に接種を受けるのは先着順に予約した人ら千九百五十人。六十五歳以上の市民約十六万人の1・2%にとどまる。
 調布市や府中市といった高齢者人口の多い市には、今週中に初回分として八王子市と同数のワクチンが届く。ただ、両市はより高齢の市民から接種を進めるため、接種対象を一定の年齢で区切る。調布市は十二日に七十五歳以上を対象に専用ダイヤルで予約受け付けを始め、即日埋まった。二十二日から調布駅前広場の仮設会場で接種する。
 府中市は約四千六百人の九十歳以上を対象に十五日から電話予約を受け付け、来週から医療機関二カ所で接種する。担当者は「七十五歳以上を対象にしても人数が多くて接種が追いつかないので、九十歳以上からにした」と話す。続いて八十九歳以下の高齢者の集団接種を公共施設で行う。
 瑞穂町は七十五歳以上の町民から接種券を発送。瑞穂町民会館での集団接種などを想定している。
 一方、高齢者施設でのクラスター防止を優先し、入所者から接種を始める自治体も目立つ。
 来週中に同数のワクチンが届く予定の小平市は、二十六日の週の接種開始を目指す。担当者は「最初はワクチンが行き渡らないので市内に住民票がある入所者から始める」と説明。一般高齢者の接種は、五月以降に集団接種と医療機関での個別接種を併用する。
 町田市も高齢者施設の入所者から接種を始め、一般高齢者の接種は六月に始める方針だ。三鷹、立川、国立、昭島の各市も高齢者施設の入所者から接種する。
 五月以降の詳細な供給スケジュールが国や都から示されていないことから、各自治体は「早く安定供給してほしい」(瑞穂町の担当者)と求めている。

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