成田空港で「顔パス」搭乗の実証実験始まる 国際線に顔認証

2021年4月13日 20時15分
自動チェックイン機で顔認証の登録を実演する担当者

自動チェックイン機で顔認証の登録を実演する担当者

 国際線で出国する際、登録した顔のデータを用いて個人を確認する認証技術を利用し、スムーズな搭乗手続きを実現する実証実験が13日、成田空港で始まった。一般客を対象にした本格運用は7月の東京五輪開幕前を予定している。
 システムの名称は「Face Express(フェイスエクスプレス)」。自動チェックイン機でマスクなしで撮影した顔写真の画像に、搭乗券とパスポートの情報を合わせて個人データを作ると、その後の手荷物預け入れや保安検査場の入り口、搭乗口ではマスクを外すだけの「顔パス」で通過できる。個人データは24時間以内に削除される。
 日本航空と全日空の一部で行われ、自動チェックイン機33台、自動搭乗ゲート20カ所61台などが設置された。設計、施工はNEC。
 成田国際空港会社の宮本秀晴上席執行役員は「スタッフは助けが必要な利用者を支援し、空港全体のサービスレベルを上げられる。利用航空会社を増やし、国の出入国管理システムとの連携も進めたい」と説明している。(小沢伸介)

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