「スーパークレイジー君」が当選無効に審査申し立て 埼玉・戸田市議選

2021年4月13日 22時15分
議会に出席したスーパークレイジー君=2月

議会に出席したスーパークレイジー君=2月

 1月の埼玉県戸田市議選に「スーパークレイジー君」の名前で立候補し初当選した西本誠氏(34)は13日、居住実態がないとして当選を無効とした同市選挙管理委員会の決定を不服として、県選管に審査を申し立てた。県庁で会見した西本氏は「子どもたちが今でも応援してくれている。最後まで徹底抗戦したい」と述べた。
 公選法は地方議員の被選挙権について、当該自治体に3カ月以上住むことが必要だと定めている。
 市選管によると、市民からの当選異議申立書を受理して調査した結果、西本氏が届け出た居住先アパートの名義人が本人ではなく、所有者や管理会社も西本氏の居住を認識していなかったことが判明。妻子が住む東京都内マンションから生活の本拠地を移していないと判断し、9日に当選無効を決定した。
 会見で西本氏は「出馬前にアパートの名義人が違っても選挙に出られるか市選管に何度も確認した」と主張した。
 県選管は60日以内に裁決する。会見に同席した加藤博太郎弁護士は、県選管も当選無効とした場合は、取り消しを求め東京高裁に提訴する考えを示した。(飯田樹与)

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