<曇りのち晴れ>パスワード

2021年4月15日 07時17分
 「それ、もし無くしたらどうするんですか。大変ですよ」。会社の後輩にそう注意されたのは、手帳に「ID・パスワード集」というメモを挟んでいたから。恥ずかしながら多すぎて覚えられない。
 暗証番号を含めて30組を超えていた。会社と自宅のパソコン、業務用と私用のスマートフォン、クレジットカード、年金ネット……。最近、これにマイナンバーカードが加わった。
 カード取得の際、あらかじめ住民票のコンビニ交付用などのパスワードを設定する必要がある。似たようなものにするのは危険だ。さりとて、自分に全く無関係の英語や数字の組み合わせだと覚えられない。
 以前、出張で訪れた仙台から夜帰るとき、新幹線の切符をクレジットカードで購入しようとして、暗証番号を2度押し間違えた時は焦った。地元紙の記者と飲みすぎてしまい、現金が足りなかった。
 もし万一、カードやスマホと一緒にメモを盗まれたらと考えると怖い気がする。さて、みなさんはどう対応しているのだろうか。
長久保宏美(59歳)
      ◇
厚い曇り空でも雲の向こうには必ず青空がある−
そんな思いを胸に、記者が暮らしの出来事を綴(つづ)ります。

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