下野薬師寺 調査の歩み 国史跡指定100年でパネル展

2021年4月15日 07時55分

写真やパネルで発掘調査の歩みを紹介している=下野市で

 僧の資格を得る受戒の場「日本三戒壇」の一つとして知られる下野市の下野薬師寺跡の国史跡指定百年を記念したパネル展が、史跡地近くの下野薬師寺歴史館で開かれている。
 下野薬師寺は千三百年前の創建とされる。一九二一年三月三日に下野国分寺跡、足利学校跡とともに県内で最初の国指定史跡になった。指定範囲は重要な建造物があったと考えられる七万四千平方メートル。六六年からの調査で回廊や塔跡などが発掘、伽藍(がらん)の配置や東国最大級の規模だったことが分かっている。
 パネル展は発掘調査の成果を中心に、史跡指定から百年の歩みを振り返る。地域住民によって二〇〇八年に発足した「下野薬師寺ボランティアの会」の活動も紹介している。
 三月に「史跡まつり」を開いてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で市教育委員会は今年も開催を見合わせた。パネル展は八月末まで。入館は無料。月曜と第三火曜は休館。 (小川直人)

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