静岡県知事選 自民県連、岩井国交副大臣を擁立へ 独自候補は8年ぶり

2021年4月15日 08時06分
岩井茂樹

国交副大臣

岩井茂樹 国交副大臣

 自民党静岡県連は、六月三日告示、二十日投開票の知事選に、岩井茂樹国土交通副大臣(52)=参院静岡選挙区=を擁立する方針を固めた。十五日の役員会と議員総会で正式決定する。十三日に関係者が明らかにした。同党県連が独自候補を擁立するのは二〇一三年の前々回知事選以来八年ぶり。
 岩井副大臣は名古屋市生まれ。父親は国交副大臣を務めた岩井国臣・元参院議員。〇九年十月の参院静岡選挙区補選に同党から立候補し、落選。一〇年の参院選静岡選挙区で初当選し、現在二期目。昨年九月に発足した菅内閣で国交副大臣に就任した。
 県連は上川陽子会長と中沢公彦幹事長に擁立作業を一任し、昨夏から本格化。一時は浜松市出身の官僚に的を絞り、調整を続けたが、新型コロナウイルスの第三波の影響もあって難航。一方、「県民に選択肢を示すべきだ」という声は県連内に根強かった。
 中沢幹事長は川勝平太知事の出馬表明を受け「多選の権力者はどんなに優秀でも周りが忖度(そんたく)し裸の王様になる」と指摘。「新しい知事をつくることが静岡の未来につながる。見合った人材を擁立する」との方針を示していた。
 川勝知事が静岡工区の着工を認めていないリニア中央新幹線は同省の所管で、県連は解決に向けた人材としても適任と判断した。県連幹部はリニア問題を巡る川勝知事の姿勢について「批判や否定を繰り返すのではなく、解決策に向けた建設的な議論を対話重視で行うべきだ」と批判。リニアを巡る対応が最大の争点になりそうだ。 (大杉はるか)

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