小池知事ついに「可能な限り東京来ないで、通勤も」…2月以来の700人超えで<新型コロナ>

2021年4月15日 20時07分

小池百合子知事

 新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都モニタリング会議は15日、都内で感染力の強い変異株「N501Y」が著しく増加しており、「急速な感染拡大が危惧される」との見解をまとめた。4月中には都の新規感染者の半数以上が、変異株になる可能性があるという。
 この日の都発表の新型コロナ感染者は729人で、2月4日以来、700人を超えた。小池百合子知事は「徹底して人の流れを抑制しないといけない」と強調。都民に都外への移動自粛を求めるとともに、都外在住者には「通勤も含め、可能な限り、東京に来ないでいただきたい」と呼び掛けた。
 都の検査で、新規感染者の検体から変異株が検出される割合は、3月下旬までは3%程度で推移。4月に入って増え始め10%台となった。15日の会議では、11日までの1週間で検査した712人のうち、約28%の202人が「N501Y」に感染していたことが報告された。専門家メンバーの東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「4月中には5割を超えていく可能性がある」と危惧した。
 また、現状の増加傾向が続けば、大型連休後には1日当たり1000人近い新規感染者が発生するとの試算が示され、変異株によって感染者はさらに増える可能性も指摘された。N501Yの場合、他人との接触を3~5割減らしても感染拡大が続く恐れがあるという。(岡本太)

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