「奇蹟の大藤」2年ぶり公開 「鬼滅の聖地」で注目 あしかがフラワーパークで「大藤まつり」始まる

2021年4月16日 07時29分

2年ぶりに始まったあしかがフラワーパークの大藤まつりで見頃を迎えたうす紅藤=足利市で

 足利市迫間町の観光植物園「あしかがフラワーパーク」で十五日、ゴールデンウイークをまたぐ恒例行事「大藤まつり」が始まった。昨春は新型コロナウイルス感染症の影響で休園したため、二年ぶりの開催。うす紅藤から樹齢百六十年の「奇蹟(きせき)の大藤」、白藤など約三百五十本が順次見頃を迎える。 (梅村武史)
 独特の甘い香りが園内に漂い、開花の早いうす紅藤、紫藤が訪れた人たちを楽しませる。一番人気の六百畳(約千平方メートル)の藤棚に広がる「奇蹟の大藤」は二十四日ごろからが見頃。花房約十六万本がシャワーのように垂れ下がる姿は人気マンガ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の一場面と重なり、ファンの間での「聖地」の一つに数えられている。
 神奈川県茅ケ崎市から訪れた会社員、青木隆さん(54)、麻紀さん(49)夫妻は「うす紅藤が見事でいい香り」「大藤が満開の時期にまた来たい」と話した。
 二〇一九年十月の台風19号で近隣の尾名川が氾濫し、約九万四千平方メートルの園内全域が冠水。大藤も幹の半分ほどが水に漬かる被害に遭った。その後、回復したものの昨春はコロナ禍で披露できなかった。
 運営会社「足利フラワーリゾート」の早川公一郎社長(40)は「スタッフが丹精込めて素晴らしい花を咲かせた。二年待ってもらったが、来園者の癒やしになればうれしい」と来園を呼び掛けた。
 園では、観賞ルートを設定して密集を避けるなど感染症対策を徹底しており、状況により入場制限を行う場合もあるという。
 大藤まつりは五月二十三日まで。今月十七日〜五月十六日の間、ライトアップを行う。入園料は開花状況で変わる。昼の部大人で九百〜千九百円。問い合わせは同園=電0284(91)4939(よくさく)=へ。

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