「市の基礎つくった」 佐野の岡部市長、目潤ませ退任式

2021年4月17日 07時52分

市民や市職員らに見送られる岡部正英市長=佐野市で

 佐野市の岡部正英市長(82)の退任式が十六日、市役所で行われ、岡部市長は「今後は一市民として街の発展に尽くしていきたい」と語り、目を潤ませた。
 二〇〇五年に旧一市二町が合併して誕生した「新佐野市」の初代市長となり、四期十六年にわたり市政を担った。市長生活を振り返り、合併後の庁内混乱の収拾や市民病院の院長招致に奔走した思い出、新庁舎や消防庁舎建設の努力などを挙げた。
 全国最高齢市長の五選挑戦で話題になった今回の市長選については、新型コロナウイルス感染症対策に追われて有権者に自分の思いを伝えきれなかった無念さを漏らしたものの、「市の基礎はつくった。悔いはない」と胸を張った。
 退任式後、大勢の職員や市民らに拍手で見送られ、市庁舎を後にした。
 岡部市長の任期は同日まで。新市長の金子裕さん(58)は十九日朝、初登庁する。 (梅村武史)

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