<新型コロナ>体調確認に朝夕の検温を 平熱より1度上がると注意が必要

2021年4月17日 09時48分
 気をつけていても、新型コロナウイルスに感染することはある。体調確認のためにも、定期的な検温を心掛けたい。
 体温は睡眠時に下がり、気温の影響で上下する。東邦大の青柳哲史准教授(感染症学)は「体温は自分の健康状態を知る一つの指標。毎日決まった時間に測ることが重要だ」と話す。朝夕の測定が望ましい。
 感染症法の定義では、発熱は37・5度以上だが、体温には個人差がある。日ごろの測定で平熱を把握し「平熱より高くなれば注意を」と呼び掛ける。医学的には平熱より1度上がると注意が必要とされる。
 大手医療機器メーカー「テルモ」広報室によると、脇で体温を測る場合、体温計の先を下から斜め約30度の角度で差し入れ、脇のくぼみの中心に当てる。そのまま肘を脇腹につけて脇を閉じ、肘を反対側の手で軽く押さえて固定する。
 市販品で多いのは「予測式」体温計。仕様で異なるが、約20秒ほどで体温の上がり方を基に予測した体温を表示する。計測を続けると、体温を実測できる体温計もある。実測には10分ほどかかるものが多い。
 体温計には舌や耳で測る種類もある。部位によって測定される体温に差が出るため、脇で測る体温計と同様に平熱を知った上で、発熱しているか判断する。
 非接触型の体温計は、気温の影響を受けやすい。汗で額がぬれていたりすると正しく測定できない場合もあるという。 (太田理英子)

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