きょう・あす秦野で祭 元たばこ産地、炎と光で顕彰

2019年9月28日 02時00分

秦野たばこ祭のPRをする市職員=秦野市で

 秦野市最大の観光行事「第七十二回秦野たばこ祭」が二十八、二十九の両日、市役所や隣接する市立本町小学校の周辺で開かれる。令和時代を祝し、フィナーレの打ち上げ花火(二十九日午後七時半)は過去最多の三千発に増やす。(西岡聖雄)
 二十八日は、祭りのアドバイザーで、この日に市のふるさと大使に就任する地元出身の俳優吉田栄作さんのトークショー(午後零時半)やオープニングパレード(同一時十分)などを開催。二十九日は、たばこ音頭千人パレード(同一時半)、らんたん巡行(同五時)などがある。
 市によると、秦野のたばこ栽培は、江戸時代に富士山が噴火した後、火山灰が降ったやせた土地でも育つ作物として拡大。明治、大正期は日本三大銘葉に数えられた。たばこで潤った商家ら住民が主体となり、安価な陶管を使い、水道を創設。住民が資金を出し合う全国初の自営、陶管水道だった。外国人が多く国策で水道を整備した横浜などに次ぐ早さという。
 たばこ耕作は一九八四年に終了したが、地域を支えたたばこ農家を炎と光で顕彰する祭りを続けている。昨年の人出は三十四万人。問い合わせは市観光振興課=電0463(82)5111(代表)=へ。 

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