乳がん啓発へ「おっぱい展」 そごう横浜店で芸術作品50点並ぶ

2019年9月28日 02時00分

乳房型クッションに埋もれる体験ができるコーナー=横浜市西区で

 乳がんの予防と早期発見・治療への認識を楽しみながら深めてほしいと、女性の乳房をテーマにした芸術作品五十点が並ぶ「おっぱい展」が、横浜市西区のそごう横浜店で開かれている。入場無料。三十日まで。
 美術家タナカナミさん(38)=福岡県=が、知人の芸術家四人を誘い企画。大小三十個の乳房型クッションに埋もれる体験ができるコーナー、使い終わったブラジャーを組み合わせて「女性の人生や心のかけら」を表現した作品、乳房をかたどった陶器の本立てなどを紹介している。
 タナカさんは二〇一六年に右胸の良性腫瘍を摘出した経験がある。当時、「乳がんかも」と心配して調べ、早期発見・治療の重要性を知った。行政の啓発と異なる「気軽に来てもらえる取り組みが必要」と考え、「おっぱい展」を全国で開いている。
 タナカさんは「乳がんを知ってもらうきっかけになれば」と話している。赤ちゃんをはぐくむ存在だが、性的な捉え方がされる「おっぱいの多様な見方」にも想像を膨らませてほしいという。(志村彰太)

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