成田線の我孫子−成田間、開業120周年 記念列車運行 祝賀イベント準備着々

2021年4月18日 07時21分

開業120周年を祝うヘッドマークのレプリカ=我孫子市役所で

 成田線の我孫子駅−成田駅間が開業百二十周年を迎え、沿線自治体とJR東日本が祝賀イベントの準備を進めている。
 両駅間は二十世紀が幕開けした一九〇一(明治三十四)年に全線開通した。単線の各駅停車で、現在は主に首都圏への通勤の足として使われている。かつては成田詣でに重宝されたといわれ、八〇年代ごろまでは、行商のため、新鮮な野菜を背負いかごで運ぶ農家の女性たちでにぎわった。
 記念事業は我孫子市に事務局を置き、千葉、茨城両県の四市三町でつくる成田線活性化推進協議会とJR東日本が主催する。三十日には記念列車の出発式を我孫子駅で、到着式を成田駅で予定。
 記念列車は、現在の走行車両(E231系)のボディーの帯色を、九〇年代まで成田線で使われていた車両をイメージしたカラーに変更し、先頭と最後尾に開業百二十周年を祝う二種類のヘッドマークを飾る。
 同日午前十時四十七分に我孫子駅を出発する記念列車を、沿線で子どもたちが小旗を振って出迎える演出も計画している。記念列車は五月末ごろまで運行。
 同協議会のホームページでは、市民らから提供された鉄道写真を「デジタル写真展」として紹介中。テーマ別に展示内容を変えていく。このほか、絵はがきコンクール、塗り絵や書道作品の展示などを考えているという。 (堀場達)

デジタル写真展で紹介されている蒸気機関車。1968年11月24日、小林−安食駅間の鉄橋を渡る883レ貨物列車(小川秀三さん提供)


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