無人駅に学習室を整備 「電車待ち時間無料で使って」 JR後閑駅に20日オープン

2021年4月18日 07時24分

駅の事務室をリニューアルしてオープンする学習室=みなかみ町の後閑駅で(JR高崎支社提供)

 JR上越線の後閑(ごかん)駅(みなかみ町)に二十日、通学の高校生などが利用できる学習室がオープンする。二〇一八年から無人駅となっており、かつて事務室として使用していたスペースをリニューアルした。JR東日本高崎支社管内では、駅構内に学習室ができるのは初めて。
 同駅の一七年の一日平均乗車人員は七百八十五人で、停車する電車は一時間に一本程度。周辺には商業高校があり、高校生らの利用も多く、帰宅時間帯には駅の待合室やホームで電車を待つ生徒の姿が目立つという。町と高崎支社は同駅無人化後、駅の有効活用について協議を重ね、町が学習室へのリニューアルを提案した。
 学習室は約七十平方メートルで、二十人が利用可能。仕切り板のある机やライト、情報端末をネットに接続するための無料Wi−Fiも設置する。新型コロナウイルス対策として、アルコール消毒液や検温のための非接触型体温計も備える。施設の整備費は約二千万円で町が負担した。
 無料で利用でき、町から委託を受けた運営会社職員一人が常駐する。開室時間は平日は午後三時〜同八時半、土曜日は同一時〜同七時。日曜、祝日は閉室。
 町総合戦略課の担当者は「無人駅になってさみしさがあった。学習室のオープンをきっかけに、にぎわいを創出したい」と話す。 (安永陽祐)

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