「プーチン氏が『宮殿』所有」 ナバリヌイ氏陣営が動画で暴露、21日にも反政権デモ再開へ

2021年4月18日 20時51分
ロシアのプーチン大統領(タス=共同)

ロシアのプーチン大統領(タス=共同)

 【モスクワ=小柳悠志】収監中のロシアの民主派野党指導者ナバリヌイ氏(44)が率いる団体は15日、プーチン大統領がロシア北西部の保養地バルダイに、スパセンター付きの豪邸(延べ床7000平方メートル)を事実上所有しているとする調査結果を動画投稿サイトで公表した。
 バルダイにプーチン氏の別荘があることは既に知られていたが、スパセンターを備えた豪邸などは未公表だった。周辺の土地はプーチン氏に近い実業家の所有とされる。別荘の管理会社はここ10年間で27億ルーブル(約39億円)の収入があり、一部が豪邸の整備に充てられたとしている。
 同団体は「宮殿」と称するロシア南部のプーチン氏私邸の存在を1月に暴露しており、同氏の不正蓄財疑惑を重ねて国民にアピールする狙い。独立系メディア「メドゥーザ」などによると団体は18日、収監されているナバリヌイ氏の解放を求め、全土で21日にも反政権デモを再開すると明らかにした。
 英BBC放送などによるとナバリヌイ氏の主治医は17日、同氏の健康悪化で「死の危険がある」と公表しており、バイデン米大統領は同日、これを受けて「極めて不当だ」と述べ、同氏の収監を改めて批判した。

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