外壁塗装 失敗しない方法教えます 宮前の業者・池田さんが解説本

2021年4月19日 07時06分

外壁塗装で失敗しない解説書を出版した池田聡さん

 外壁塗装で失敗しない方法の解説本を、川崎市宮前区の塗装業者が三月に出版した。業者によると、新型コロナウイルスの影響で日中の在宅時間が増えた一戸建ての世帯主が、外壁の劣化などに気付いてリフォームを検討するケースが増えているという。高額な外壁塗装は、失敗したくないところ。業者選びや耐久年数を高める塗料の選択などを素人にも分かりやすく説明した。 
 著者は「池田塗装」(同区)の池田聡さん(46)。川崎、横浜市を中心に一戸建ての新築やリフォームでの外壁塗装を手がけるかたわら、川崎市内の中学生の職業体験に協力したり、小学校の遊具を安全に使用できるようボランティアでペンキを塗り直したり、地域貢献にも力を入れてきた。
 二〇一九年の台風19号など水害が県内でも相次いだため、「気候変動で、これまでにない被害が増える。進化した塗料での塗り替えなど今の時代に合った方法を紹介しよう」と一年ほど前から執筆。コロナ禍で問い合わせが増えたため、その内容なども盛り込んだ。
 著書は「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」(税別千四百八十円、クロスメディア・パブリッシング発行)。塗り替えるタイミングや作業内容、塗料の値段の基準もはっきりしていない外壁塗装は、手抜き工事をされても外観からの判断は難しい。そのため、悪徳業者に引っ掛からないための方法などを中心に説明している。
 「お金の話」と題した章では、標準的な料金を九十万〜百十万円とし、百万円前後かどうかで工事が適切に行われたかを判断できるとしている。耐久年数が高い塗料を使うと高額になることや、インターネットなどで見つける格安業者の危険性なども挙げた。
 夏場に涼しくなるように開発された塗料もあり、築十五年の家を元通りにするのではなく、今の時代に合った塗装を選べるように塗料の種類も説明した。
 池田さんは「外壁塗装は、訪問営業などで簡単に契約してしまうと手抜き工事などの危険がつきまとう。知識を持って業者を選び、向こう二十年は生活の支えとなる外壁塗装を施してほしい」と呼び掛けている。 (安田栄治)

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