緊急事態宣言3度目発令へ 大阪要請、東京も週内に 兵庫も検討

2021年4月20日 22時51分
菅義偉首相

菅義偉首相

 政府は20日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府に改正特別措置法に基づく緊急事態宣言を近く発令する方針を固めた。3度目の宣言となる。大阪府は同日、宣言発令を政府に求め、商業施設などへの休業要請を調整している。菅義偉首相は官邸で「状況を精査し、対策の中身も検討し、速やかに判断したい」と表明した。東京都も週内に要請する方針。首相は東京都と、大阪府と歩調を合わせる方向の兵庫県について「状況を踏まえて判断したい」と語った。
 西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と協議後、記者団に説明した。
 首相は緊急事態宣言を発令した場合でも、夏の東京五輪・パラリンピックの開催には影響しないとの認識を示した。衆院解散・総選挙の判断に関しては、具体的に言及しなかった。
 吉村洋文大阪府知事は宣言が発令された場合、大規模な遊興施設や商業施設などに休業を要請する考えだ。飲食店には休業や酒類の提供停止を求める案を国に示した。イベントは原則中止か延期とし、企業にはテレワークの徹底を再度求める。宣言期間は「1カ月程度が適切」と述べた。
小池百合子都知事は20日、自民党の二階俊博幹事長との会談で宣言要請の意向を伝達。兵庫県は21日に宣言要請に向けて議論する。(共同)

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