これがコロナ対策の切り札に? 神奈川県が「マスク飲食店」に認証制度 無料配布などに7億円

2021年4月20日 20時44分
黒岩祐治知事

黒岩祐治知事

 神奈川県は20日、新型コロナウイルス感染防止のため、飲食時を除きマスクを着用する「マスク飲食」を客に呼び掛ける飲食店を認証し、ホームページなどで紹介する制度の創設を発表した。店舗からの申請を21日から受け付け、200店舗の認証を見込む。
 認証を得るには、「マスク飲食」実施店であることを店頭に掲示し、客にマスク飲食の趣旨を説明し、客に店内で使うマスクを配る必要がある。アクリル板の設置や消毒液の設置、換気の徹底も求める。申請した店舗にはそれぞれマスク1万6000枚を無料で送る。
 申請時に条件を満たしていると判断すれば認証するが、その後、県民から募集する「県民モニター」らに定期的に店を訪問してもらい、店の対応や他の客がマスク飲食しているか確認する。口コミ投稿用サイトの書き込みも参考にする。徹底されていなければ県職員が「助言」に行くという。
 県は、マスク飲食の「完全実施」を確認した店を、時短営業の対象から外せないか国と協議する方針を明らかにしている。「完全実施店」に当たるか判断するマニュアルを今後つくる。
 また、マスク飲食をしているところを会員制交流サイト(SNS)に投稿してもらう事業を20日に始めた。インスタグラムかツイッターで県公式アカウント「@kanagawamask」をフォローし、「#マスク飲食実践中」を付けて投稿すると、抽選で毎月100人にマスク400枚をプレゼントする。
 県は20日、マスク飲食の普及事業7億円や、時短要請に応じた飲食店などへの協力金477億円を盛り込んだ総額484億円の本年度一般会計補正予算案を県議会臨時会に提出し、即日可決された。(志村彰太)

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