室内でシイタケ栽培 「しっとり」保ち10日で80本

2021年4月21日 07時21分

積み重なるように育ったシイタケ。傘の裏側にひだが見えたら収穫時期だ

 キノコの中で好きなのはシイタケ。バター炒めもよし、そのままあぶってもよし。室内で簡単に栽培できるキット「もりのしいたけ農園」(森産業、群馬県沼田市)が人気を集めていると聞き、取り寄せてみた。
 届いたのは円筒状の栽培ブロック(直径約12センチ、高さ約18センチ)と、ブロックを保護する透明の容器(セットで2180円、送料込み)。付属の説明書通りにブロックを水洗いし、バケツに入れて水に浸して準備完了。ブロックは、樹木を粉砕したおが粉と穀物、シイタケ菌などからできている。
 栽培ブロックは浴室に置いた。説明書には「栽培期間中は、ブロックがいつもしっとりしている状態を保つように」とある。お勧めの温度は日中20〜23度、夜間は18度以下となっている。測ってみると、浴室は日中22度、湿度は85%。悪くない環境だ。湿度を保つため、指で湿り気を確認し、霧吹きで一日1回、水を吹きかけた。
 寒暖の差も大切。同社グリーンビジネス課の津久井壮介課長(45)は「夏場は30度以上にならないよう涼しい場所を選び、夜間冷蔵庫などに入れてください」とアドバイスします。
 設置3日目。親指から小指の先ぐらいの大きさの白い芽が、ブロックの周囲を取り囲むように出てきた。白い芽は順調に育ち、日に日にキノコの形になっていった。

3日目。ブロックを取り囲むように芽が出てきた

 10日目。シイタケは直径8〜2センチの大小の傘を開き、ブロックの周囲に積み重なるようにびっしりと生えていた。傘の裏側には、ひだが見える。傷つけないように一本一本はさみで切り取る。数えてみると、80本以上。2回に分けてバター炒めでいただいた。
 収穫後、ブロックを2〜3週間、ビニール袋で休ませてから浸水させると、再び栽培できる。3回ほど収穫できるそうで、「2、3回目になると本数は減りますが、肉厚のシイタケが採れますよ」(津久井さん)。 (古庄英輔)
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 ネット通販「森のきのこ倶楽部」で検索。他に季節に応じて、キクラゲ、エリンギ、ブナシメジ、ナメコなど。森産業(株)=(電)0278・22・1455

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