銚子市長選 候補者の横顔

2021年4月21日 07時44分
 18日に告示された銚子市長選は、無所属現職の越川信一さん(59)と無所属新人の吉原祐真さん(28)が舌戦を繰り広げている。両候補の訴えや横顔を紹介する。 (小沢伸介)=届け出順

◆越川信一(こしかわ・しんいち)さん 59 無現<2>
 財政再建は道半ば

 二〇一三年の市長就任初日に財政危機を宣言し、二期目も緊急財政対策で事業の再編や休廃止を断行。市の実質的な借金を七年で三割以上減らした。「財政再建は道半ば。市民に憎まれてもやる部分はあるが、一定の理解もあり励みになっている」
 家業の地域紙で記者や社長を務め、「対話の市政」を掲げた。情報公開と説明責任を心掛けてきた。
 銚子市沖の洋上風力発電は、国の促進区域指定を勝ち取った。「漁業振興のほか、電力を市民に安く供給し、メンテナンス会社を通じて地域経済活性化につなげたい」と未来を描く。
 趣味は演劇や映画の鑑賞。音楽も好きで「ギターを奏でることが気分転換」。妻と次男との三人暮らし。

◆吉原祐真(よしわら・ゆうま)さん 28 無新
 ふるさと納税に力

 「目の前の数字ばかり意識した緊縮財政の結果、人口減少がいっそう早まるなど問題が出ている」と現市政の財政再建策を批判。
 「まず力を入れるべきはふるさと納税」とし、同じ港町の静岡県焼津市を例に「現在は年三億円の銚子も三十億円は可能。漁業、農業、観光などのポテンシャルを生かし、徹底してやっていきたい」と話す。
 故郷を離れていた高校と大学の七年の間に、まちから元気が失われていると感じた。「われわれ世代が未来を見据えながら政治参加しなければ」と志し、二十六歳で市議に初当選した。
 特技の剣道は五段で、高校時代には全国大会の出場経験も。趣味は料理で魚もさばく。独身で、両親と兄との四人暮らし。

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