熊谷知事 初の所信表明「県議会との関係に努力」

2021年4月21日 07時43分

就任後初の県議会で所信表明演説をする熊谷俊人知事(手前)=県議会議場で

 熊谷俊人知事は二十日、就任後初となる千葉県議会臨時会で、所信表明演説に臨んだ。議会との議論の重要性を訴え、「県議会と関係を築いていけるよう最大限努力する」と考えを述べた。 (中谷秀樹)
 冒頭、熊谷知事は「新型コロナウイルス対応など課題が山積する中でかじ取りを託された職責の重さに身が引き締まる思い」と抱負を述べた。「知事選に立候補を決意するに当たり、県議会のこれまでの議事録に目を通した。県政のために尽力を賜り心より敬意を表します」とあいさつ。千葉市長時代に市議会と議論して施策を練り上げたと振り返り、県議会でも同様の関係を構築することを目指すとした。「他の候補者に投票した方の思いもくみ取った県政を進めていく」とも語った。
 県議会は同日、臨時会に上程された十議案を可決、同意して閉会した。十九日付で退任した副知事の高橋渡氏(68)の後任に県農林水産部長の穴沢幸男氏(60)を、現在空席の教育長に県環境生活部長の冨塚昌子氏(59)をそれぞれ選任する人事案に同意。ともに二十日付で任命され、任期は副知事が四年、教育長が三年となる。
 県公安委員会委員に千葉銀行頭取の佐久間英利氏(68)を任命する人事案に同意。知事給与を来年三月まで二割、副知事などは一割削減する条例制定案や、まん延防止等重点措置の協力金や見回りの諸経費など三百五億円を追加する本年度一般会計補正予算案などを可決した。

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