学校での「生理の貧困」改善へ トイレに生理用品 超党派議員要望 茨城県教育長が方針

2021年4月21日 07時50分

小野寺副知事(右)に要望する設楽詠美子県議(中)ら=県庁で

 茨城県内の女性地方議員でつくる超党派の「いばらき女性政治家ネットワーク」の議員らが二十日、県庁を訪れ、新型コロナウイルス禍の困窮で生理用品が買えない子どもの「生理の貧困」の改善を県や県教育委員会に要望した。小泉元伸教育長は「学校を数校選んでモデル的に、女子トイレ内の手洗い場に置いてみたい」と応じた。
 要望は、立憲民主党の設楽詠美子県議が、県内の全百十四人の女性議員に呼びかけ、四十四人の賛同を得た。この日は、設楽県議ら九人の議員が、小泉教育長と小野寺俊副知事と面会。新型コロナで困窮する家庭が増える中、初潮を迎えた女児や女子生徒に欠かせない生理用品を小中高校の女子トイレに置くように要望した。
 現状では、生理用品は保健室で必要な生徒に渡しているが、女性議員からは「トイレットペーパーと同じ扱いにしてほしい」という声が上がった。「家庭の経済事情により、不衛生だが節約して使うケースもある」と無償配布を求める議員もいた。
 「いばらき女性政治家ネットワーク」は今月から活動をスタートし、性暴力やストーカー対策など、男性議員が多数を占める議会で話題になりにくかった問題について議論していく。 (保坂千裕)

関連キーワード

PR情報

茨城の新着

記事一覧