観客上限は6月に先送りも 東京五輪、検査は原則毎日 チケット購入者には「迷惑かけぬよう」

2021年4月21日 23時27分
IOC理事会でのプレゼンテーション後、取材に応じる東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(左)と武藤敏郎事務総長=21日夜、東京都中央区(代表撮影)

IOC理事会でのプレゼンテーション後、取材に応じる東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(左)と武藤敏郎事務総長=21日夜、東京都中央区(代表撮影)

 【ジュネーブ共同】東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は21日、国際オリンピック委員会(IOC)理事会に準備状況を報告した後の記者会見で、観客数の上限について「最終判断の時期は検討中」と述べ、結論を6月まで先送りする可能性もあるとの認識を示した。今月中には一定の方向性を出すとしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的な決定は慎重に行う構えだ。
 IOCは3月に日本側と協議し、海外からの一般観客の受け入れ断念を決めた。国内の観客上限が残る焦点となっており、関係者によると、会場収容人数の50%とする案や無観客案などが選択肢となっている。組織委の武藤敏郎事務総長は決定時期に関し「感染状況を見極める必要性があるが、(チケット購入者らに)ご迷惑を掛けないようにしないといけない」と述べた。
 橋本氏は、大会に参加する選手の新型コロナ検査については「原則的に毎日検査していく方向になろうかと思う」と明らかにした。理事会では、東京都にも緊急事態宣言が再発令される見通しとなっていることを説明し、IOC側からは「予防的に早めに対応していることについて理解をいただいた」とした。

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