小6男児自殺を再調査 野田市 遺族の要請に応え

2021年4月22日 07時14分
 野田市立小六年の男子児童が二〇一九年七月に自殺した問題で、市は二十一日、再調査を実施すると発表した。市教委が設置した第三者委員会が今年二月、いじめを認定しながら、「自殺の主要因ではない」と判断したことに対し、遺族が再調査を求めていた。
 市は、再調査を行う理由について▽遺族が求めている▽弁護士に意見を求めたところ、調査報告書には、いじめが自殺の要因であると判断できない理由が具体的に示されていないとの指摘を受けた−としている。今後、新たに第三者委員会を立ち上げる。
 調査報告書は、男児が級友から受けた行為や発言五件をいじめと認定したが、「思春期である小学校高学年ではよく見られる行為であり、自殺の主たる要因とは判断できない」とし、「衝動的に自殺を選択してしまったと推察した」とまとめた。
 鈴木有市長は「専門的な知見から再調査を行い、事実関係を明らかにすることが必要であると判断した」とコメントした。 (牧田幸夫)

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