<新型コロナ>5市で飲食店見回り開始 「まん延防止」で県 座席間隔など調査

2021年4月22日 07時14分

テーブル間の距離を測る職員=松戸市で

 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が県内でも適用されたことを受け、飲食店の感染防止対策を確認する県の見回り調査が二十一日、始まった。初日は、市川、船橋、浦安、柏、松戸の五市で計二百店舗を回った。 (牧田幸夫、中谷秀樹)
 見回りは県職員四十人と各市職員を加えた約六十人体制で実施。県職員二人と市職員一人が班をつくり、各市で四十店舗ずつ確認した。
 松戸市の松戸駅東口のイタリアンバル「タヴェルナ」では、職員が(1)座席間隔の確保とアクリル板の設置(2)入り口の消毒液の設置(3)食事中以外のマスク着用呼び掛けの掲示(4)換気の徹底(5)カラオケの利用自粛−の五項目を確認。同店は全てクリアした。
 同店は二十四席のうち半数の十二席で営業。オーナーの望月東(あずま)さん(61)によると、重点措置で営業終了時間が午後八時に一時間早まると、売り上げが六割減るという。「ワインを飲んでもらわないと稼げない。苦しいが、感染者を出さないために要請には協力する。常連さんのおかげでかろうじて持ちこたえている」と話した。
 確認項目のうち、店側から利用客にマスク会食の徹底などを求めることは容易でなく、「酔いが回ると、会話も弾み、マスク着用がおろそかになる。一回は注意するが、客商売なので二回、三回の注意は難しい」と打ち明けた。
 熊谷俊人知事は同日、報道陣の取材に応じ、東京都でこの日の感染者が八百四十三人に上ったことについて「東京の状況は明日の千葉県になってくる」と警戒。県民に対し、「感染のステージが変わりつつあることを理解してもらい、命だけではなく生活を守るためにも(重点措置への)協力をいただきたい」と呼び掛けた。

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