トリチウムゆるキャラ 削除後のデザインは…復興庁職員が自ら修正、追加費用はなし

2021年4月22日 20時58分
 復興庁が東京電力福島第一原発の処理水の安全性をPRするチラシや動画で、放射性物質トリチウムを「ゆるキャラ」のようなかわいらしいキャラクターで表現し、批判されたことを受け、同庁は22日、トリチウムのキャラクターを削除し、元素記号のTに置き換えた修正版のチラシをホームページで公開した。キャラクター削除以外の変更点はない。同庁職員が修正したため追加費用は発生しないとしている。

修正されたトリチウムのデザイン

「ゆるキャラ」のようなキャラクターで表現されていた修正前のトリチウム

 動画の修正版の公開時期は未定。同庁の井浦義典参事官は「(処理水の)問題を矮小化していると受け取られないような形で(修正を)行った」と説明した。
 チラシや動画は、政府が処理水の海洋放出方針を正式に決めた13日に公表された。被災地やインターネット上で批判が相次ぎ、復興庁は14日に公開を中止した。(中根政人)

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