神奈川県「まん延防止措置」の拡大検討 県央・湘南地区に 黒岩知事「今は耐え忍ぶしかない」

2021年4月22日 21時52分
埼玉、千葉両県の知事とオンラインで協議する神奈川県の黒岩知事

埼玉、千葉両県の知事とオンラインで協議する神奈川県の黒岩知事

 神奈川県の黒岩祐治知事は22日、県庁で報道陣の取材に応じ、県内の新型コロナウイルス感染状況は厳しさを増しているという認識を示し、まん延防止等重点措置の対象区域拡大について「拡大を検討しているという千葉、埼玉を参考にしたい」と述べた。県幹部によると、人口10万人当たりの感染者数が多い県央・湘南地区に拡大を検討しているという。(志村彰太)
 県内では20日、横浜、川崎、相模原の3政令市が重点措置の対象区域になった。飲食店への時短営業が午後9時までから、午後8時までに前倒しされた。
 しかし、県内の新規感染者数は増え続けている。知事は「結果が出るまで2週間はかかる。今は耐え忍ぶしかない。緊急事態宣言に近いかなり厳しい対策が必要だ」との認識を示した。ただ、緊急事態宣言については「感染状況がステージ4(感染爆発)相当で出すもの。県はそこまでではなく、宣言の要請はハードルが高い」と否定的な考えを示した。
 黒岩知事は埼玉、千葉両県の知事と連名で、大型連休中に飲食店に酒類を提供しないよう求める代わりに協力金を上積みするよう国に要望した。他に、連休中のイベントや海岸、キャンプ場、大型商業施設の入場制限、県民利用施設の休館も検討するという。黒岩知事は23日に各市町村長と意見交換し、具体策をまとめる予定。

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