パートナーシップ第1号 国立市の証明書受け取る 「安心になる」

2021年4月23日 07時17分

証明書を受け取った市内在住のカップル(手前)=国立市役所で

 国立市が性的少数者らのカップルを認証する「パートナーシップ制度」に申し込んだ市内のカップルが二十二日、市役所で二人の関係を公的に示す証明書を受け取った。二人は、市の制度で認証された初めてのカップルとなった。
 二人は、市のLGBTアドバイザーで、性自認が男女どちらでもない「Xジェンダー」の定禅寺(じょうぜんじ)かるまさん(34)=仮名=とパートナーの女性(53)。二〇一二年から市内で一緒に暮らしている。
 定禅寺さんは、制度を導入する条例改正のきっかけとなった陳情を市議会に提出した経緯があり、永見理夫市長から証明書を受け取ると「持っているだけで安心になる」と話した。パートナーは「第一号ということで感謝と責任の両方を感じている。条例があることで守られてこの街で暮らしていける」と涙ぐんだ。
 制度は、全国の自治体で初めて市内の在勤・在学者も対象とした。法的効力はないが、市は不動産契約やパートナーの病院での症状説明などに役立ててもらうことを期待している。二十二日現在、七組のカップルから申し込みがあり、在勤者からの申請もあったという。 (竹谷直子)

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