四季の花 ほっこり 「東京どんぶらこ」に絵地図掲載 なかだえりさん、千住で水彩画展

2021年4月23日 07時27分

遊郭風にリノベーションした古い建物をアトリエにするなかだえりさん=いずれも足立区千住で

 本紙TOKYO発「東京どんぶらこ」の絵地図でおなじみのイラストレーターなかだえりさんが、二十三日から、自身のアトリエ「奈可多゛楼(なかだろう)」(足立区千住三の一六)で水彩画展を開く。個展の会期中だけ公開される、古いスナックを遊郭風にリノベーションした空間も見どころだ。 (宮崎美紀子)
 なかださんは毎年春に個展を開いていたが、昨年はコロナ禍で取りやめた。二年ぶりとなる今回の個展のテーマに選んだのは「花」。「コロナ禍の今だから、花の絵で明るい気持ちになってもらいたい」と話す。
 コスモスやアネモネ、バラなど色とりどりの花から、みずみずしいイチゴやモモ、青々としたヒョウタンまで四季折々の植物を描いた約六十点を展示する。
 普段は、街並みや建物、電車などを描くことが多いなかださん。水彩画の題材の定番である花は意外にもあまり描いてこなかったそうで、今回展示するものは新作が多いという。
 コロナ禍は創作活動にも影響を与えたが、一方で、オンライン水彩画教室や写真投稿サイト・インスタグラムを新たに始め、遠くの人とつながることができた一年だったと振り返る。
 アトリエには、旅館の看板、銭湯の木製のげた箱、和菓子店で使われていたはしごなど、千住エリアの古い建物から譲り受けた建具や小物がたくさんある。「千住を凝縮した空間です」。千住に住んで二十年を超えたなかださんの「地元愛」が伝わってくる。
 二十五日まで、午後一〜五時。入場無料。入場の際はマスク着用の上、入り口で手指の消毒を。問い合わせは、アトリエ=電03(6873)1780=へ。

アトリエの外観

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