川崎市の人口 30年に160万人 17年推計より1万6000人増

2021年4月23日 07時33分
 川崎市は二十二日、二〇三〇年に人口が百六十万三千人となり、ピークに達するとした将来人口推計を発表した。一七年公表の推計と比べて、ピーク年の見通しに変更はないが、この間の十代後半〜二十代前半の転入超過傾向を加味したところ、人数は一万六千人増えた。
 推計によると、昨年九月時点で約百五十三万九千人の市人口は、ピークとなる三〇年まで増え続ける。それ以降、死亡が出生を上回る「自然減」が、転入が転出を上回る「社会増」を超えて、減少に転換する。
 世代別にみると、年少人口(ゼロ〜十四歳)のピークは二〇年の十八万九千人、生産年齢人口(十五〜六十四歳)のピークは二五年の百五万八千人を想定。一方、六十五歳以上の老年人口は二五年までに21%を超えて「超高齢社会」が到来し、その後も五〇年をピークに、四十八万一千人まで増え続けるとした。
 区別推計では川崎、多摩、麻生の三区が最も早い三〇年に人口のピークを迎え、最も遅い中原区でも四〇年のピークを見込む。
 人口推計は一七年公表の前回推計に、昨年の人口データや社会移動における新型コロナウイルス感染症の影響、マンション開発の見込みなどを反映。市は来年度からの総合計画第三期実施計画策定のための基礎資料とし、今後の人口増加や高齢化進展を踏まえた市民ニーズへの対応を図るとしている。 (安藤恭子)

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