東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

広がる「百歳体操」 袖ケ浦で高齢者の憩いの場に

重りの入ったバンドを身に着け、いきいき百歳体操に励む参加者たち=袖ケ浦市で

写真

 高齢者向けの体操「いきいき百歳体操」が袖ケ浦市でじわりと広がっている。重りで負荷を掛けた手足をゆっくり動かすことで、筋力や柔軟性、バランス能力の向上を目指す健康体操。「日常動作が楽になった」などと評判も上々で、「雑談が何よりの楽しみ」と憩いの場づくりにも一役買っている。 (山口登史)

 いきいき百歳体操は、高齢者でも気軽にできる運動として、二〇〇二年に高知市で始まった。

 袖ケ浦市では、手足に重り(最重量千二百グラム)を入れたバンドを取り付けるなどした状態で▽腕を前に上げる▽腕を横に上げる▽いすから立ち上がる▽膝を伸ばす▽脚の後ろ上げ▽脚の横上げ▽つま先立ち−の全七種類の運動を行っている。参加者は唱歌の「故郷(ふるさと)」などのリズムに合わせ、約一時間かけてゆっくりと体を動かしている。

 体操を通じて筋力が鍛えられ、介護予防にも効果があるとして、袖ケ浦市では一四年十月から市が中心となって普及を進めてきた。当初、参加は七団体だったが、今年九月時点で五十六団体まで増えた。

 一四年から取り組んでいる「上宿しん悠会」の泉類定男さん(84)は「ネクタイを締めることなど何げない日常動作が簡単にできるようになった」と効果を実感している。

 同市神納(かんのう)地区の六十代から八十代まで約四十人が加入する「神納東区シニアクラブ」会長の石井正信さん(79)は「家にこもりきりだったが、体操する習慣ができて体も軽く感じるようになり、おしゃべりする機会も増えた」と満足げに話している。

 市の担当者は「身近で歩いて行ける場所で健康づくりに生かしてもらえれば」と参加を呼び掛けている。

 問い合わせは、市高齢者支援課=電0438(62)3225=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報