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【千葉】

千葉市緑区の消防出張所計画 予定地での建設同意

「緑消防署あすみが丘出張所(仮称)」が建設される予定地=千葉市緑区あすみが丘で

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 千葉市緑区あすみが丘の市有地での消防出張所建設計画を巡り、有識者らでつくる市建築審査会が十九日あり、委員七人が全会一致で現予定地での建設に同意した。予定地が住宅密集地にあることから一部住民が反対していたが、市は来年度から着工し、二〇二〇年度の開所を目指す。 (黒籔香織)

 建築審査会には、弁護士の森岡信夫会長ら全委員七人が出席。全員が挙手して建設に同意した。同意した理由は示されなかった。

 計画では、市が東急不動産から無償提供された用地約千五百平方メートルに、鉄筋コンクリート二階建ての「緑消防署あすみが丘出張所(仮称)」を建設する。

 十九日の審査会では、藤田美鈴委員(千葉大助教)は、建設予定地は一九九一年に東急不動産が市に消防用地として提供した点が特徴的だとして「住民が住む前の販売時に(消防用地の)説明はあったのか」と質問。市側は住宅が販売された当時の資料を示し「消防予定地として表記されている」と説明した。

 建設を巡っては、地元の自治会連絡協議会長が建設予定地に出張所の建設を求める請願を市議会に提出し、二〇一三年三月、市議会が全会一致で採択。市は建設に動いていたが、反対する住民の一部が昨年十二月、別の市有地を代替地として示し、市に検討を求めていた。今年五月に市が開いた公聴会では、建設予定地の半径百メートル圏内の住民約46%が反対を表明した。

 建設予定地は住宅が密集する第一種低層住居専用地域内にあるため、建築基準法では延べ床面積六百平方メートルを超える公益上必要な建築物を整備する場合、建築審査会の同意を必要とする。建設予定の出張所は延べ床面積が約七百三十五平方メートルなため、建築審査会の審査対象だった。

 

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