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【千葉】

高齢者「元気度」測ります 船橋市が独自、22の質問で

高齢者の「元気度」を算出する「健康スケール」の用紙=船橋市役所で

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 市民の健康づくりや介護予防の一環で船橋市は13日、独自に高齢者の「元気度」をはじき出す指数を開発したと発表した。千葉大予防医学センターが開発した「要支援・要介護リスク評価尺度」も活用。年齢別平均の元気度を100とし、3年後の要介護・要支援の危険度を数字で表す。市によると、体の状態をこうした方法で算出する取り組みは全国初という。 (保母哲)

 市保健所によると、高齢者の元気度を測るため、二十二の質問からなる「健康スケール」を設定。来年六月から六十五歳、七十歳、七十三歳、七十五歳以上の市民に、健康スケールの用紙を郵送し、「はい」「いいえ」などで回答してもらう。

 この健康スケールでの設問は、「バスや電車を使って一人で外出できますか」「椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか」など、千葉大予防医学センターの十項目を盛った。

 さらに、市医師会など関係団体でつくる協議会で検討した「片脚立ちで靴下がはけない」といった運動機能や、「歯を磨いていますか」といった口腔(こうくう)機能についても記入してもらう。

 回答した市民には元気度を「スマイル」という点数で、要支援・要介護状態になる可能性や健康状態を知らせることにしている。二〇二〇年度以降も継続することでデータを蓄積する。

 地域ごとに健康状態に特徴があることから、市内二十四地区のコミュニティごとのデータも二〇年度から算出するという。

 市は「健康」をテーマに、市立医療センターの移転を核にした「メディカルタウン構想」を進めており、松戸徹市長は「市民一人一人の元気度を(指標で)表すことで、健康づくりにつながるはず」と話している。

 

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