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【千葉】

豊饒の地 縄文の八街 市内で企画展、出土品など200点

縄文時代中期の遺跡の出土品が並ぶ会場=八街市で

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 八街市内で発見された遺跡の出土品などから、縄文時代中期の地域の状況を探る企画展「豊饒(ほうじょう)の台地・八街」が、八街中央公民館の敷地内にある市郷土資料館で開かれている。

 市内では八十六カ所の遺跡が確認され、多くは縄文中期。印旛沼周辺は古くから人が住み、人口増加に伴い内陸に向かって川沿いに活動拠点を広げるように、市北西部に分布している。

 市内最大の呉舞台(ごまいだい)遺跡からは、完全な形での出土が珍しい石棒、大型の石皿と磨石、ハマグリの貝殻などを展示。石材は現在の群馬県で、干し貝と物々交換したと考えられている。

 会場では採集、狩猟といったテーマ別に、佐倉市や酒々井町の出土品も含め約二百点を展示。千葉市の加曽利貝塚が国の特別史跡に指定されたことにちなんだコーナーも設けている。

 担当者は「八街は開墾の町のイメージが強いが、縄文のほか旧石器や弥生、奈良など、いろんな時代の歴史があることも伝えたい」と話す。九日まで。入場無料。月曜休館。 (小沢伸介)

 

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