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【千葉】

“箱入りイチゴ”をPR 県産ブランド「チーバベリー」 国内外ブロガー招き魅力紹介

イベントでチーバベリーの展示を前に写真撮影する参加者=千葉市美浜区で

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 イチゴ狩りシーズンの本格化を前に、県は、首都圏に住む国内外のブロガーら約30人を招いてPRイベントを千葉市内で開いた。発売3年目となる県産ブランド「チーバベリー」を、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を通じて情報発信してもらうのが狙いだ。チーバベリーを他県に出さない“箱入り娘”的な戦略で、県産イチゴ全体の人気向上を見据える。 (村上豊)

 森田健作知事は、大粒が特長のチーバベリーをほおばり、「いっぱい食べて友達に『おいしい』と言ってください」と呼びかけ、情報が拡散されるのを期待した。県の担当者によると、七十六戸の農家が昨季より二割多い一・七六ヘクタールでチーバベリーを生産。気候に恵まれ生育は順調という。

 県いちご組合連合会の小山和典会長は「三年目で栽培技術が上がった。作付けも増えて多くの人に召し上がっていただける」と語る。昨シーズンまでの品薄感は解消されつつあり、山武市にある自らの農園では他品種より二割ほど高い五百グラム当たり千六百円で直売する。

 十五日のイベントには中国や台湾、インド、ロシアなど八カ国・地域の二十二人の外国人が参加。各国で自慢のイチゴ料理を紹介し合った後、千葉市緑区の観光農園でイチゴ狩りを楽しんだ。

 県が国内外のブロガーらを招いたのは、チーバベリーを呼び水に県産イチゴの魅力をアップしたいからだ。イチゴのブランドは全国で百種類以上ある上、新品種が次々と開発され、産地競争が激しい。

 千葉県のイチゴ産出額は七十八億円(二〇一六年)で都道府県ランキングで九位。有力ブランド「とちおとめ」を持つ栃木県などに対して差別化する上で、森田健作知事は東京に隣接し、成田空港がある「地の利」を強調。観光農園と直売所の充実に力点を置く。

 チーバベリーは実が柔らかく県外出荷が難しい。逆に県内消費を中心にすれば、希少価値を求めて国内外からイチゴ狩りに来てもらえる。SNSで情報が発信されると県産イチゴ全体の評判が良くなり、県外出荷や海外輸出が拡大するとみている。

 県は二月九〜二十四日、特産品プレゼントなどの特典がある「ちば・いちごフェア」を県内約百カ所の農園や飲食店・菓子店で行う。

イチゴ狩りを体験した参加者=千葉市緑区で(県提供)

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