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【千葉】

嘉納治五郎の思想や哲学 別荘構えた我孫子で 来月から連続講座

嘉納治五郎(公益財団法人講道館提供)

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 講道館柔道の創始者で、国内外のスポーツの発展に寄与した嘉納治五郎(一八六〇〜一九三八年)の思想や哲学を紹介する連続講座「嘉納治五郎から学ぶ」が二〜三月、我孫子市で開かれる。参加は無料で、主催者は受講者を募っている。 (堀場達)

 嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センターと市教育委員会が共催する。一九八八年のソウル五輪銅メダリストで柔道家の山口香・筑波大教授ほか、嘉納の業績に詳しい四人の学識者が講師を務める。

 嘉納は柔道家として名声を博した一方、教育界にも大きな足跡を残した。筑波大の前身の東京高等師範学校や旧制第五高等中学校(現・熊本大)の校長を歴任、旧制灘中学校(現・灘中学・高校)の設立に関わった。

 嘉納が市内に別荘を構えたことから、我孫子とゆかりが深く、地元に集った文人たちと親交を重ねた。市教委の担当者は「女子柔道の普及にも力を入れた。当時の日本のスポーツ界では異例」と話す。嘉納はアジア地域初の国際オリンピック委員会(IOC)委員としても活躍。一九六四年、東京五輪が実現するまでを描く今年のNHKの大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)」の主要登場人物の一人でもある。

 講義は全四回。いずれも午後二〜四時にJR我孫子駅南口のアビィホール(イトーヨーカドー三階)で開く。定員百五十人(先着順)。日程、テーマ、講師は次の通り。

 (1)二月十六日=「精神」村田直樹・講道館図書資料部長(2)同二十三日=「ジェンダー」山口香・筑波大教授(3)三月二日=「教育」和田孫博・灘中高校長(4)同九日=「平和」永木耕介・法政大教授。

 受講希望者は、嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター宛てファクス=03(5790)9657=か、メール=register@100yearlegacy.org=で申し込む。

 問い合わせは市教委文化・スポーツ課=電04(7185)1583=へ。

 

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