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【千葉】

千葉市学童保育 学習や体験を取り入れ

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 千葉市は、放課後の小学生を預かるだけでなく、学習や体験プログラムを取り入れた学童保育のモデル事業を、四月から市立小学校六校で始める。定員超過で利用できない市内の待機児童数は増え続けており、モデル事業を通じて保育の質を高めながら、受け皿の整備を進めていく計画だ。 (黒籔香織)

 市内には、小学校の空き教室などを使った学童保育「子どもルーム」が百六十六カ所ある(昨年四月現在)。市が社会福祉協議会や民間事業者に運営を委託しており、午後七時まで共働き家庭の子どもを預かり、利用料は月八千四百円。

 五年間で四十三カ所増えたが、共働き家庭の増加などで定員超過は解消できず、待機児童数は同じ五年間で三・六倍膨らみ、六百三十八人に上る。保護者からは「子どもが体験できる活動が少ない」などの不満も寄せられている。

 市は子どもルームとは別に、全市立小学校に「放課後子ども教室」を設置しており、こちらは無料で利用できる上、スポーツや工作、料理などが体験できる。ただ、運営は地域住民や保護者でつくる実行委員会が行い、担い手不足から教室を月一回しか開けない所が出ている。

 市は、保育の質を高めつつ、待機児童の受け皿を拡大する方策として、こうした体験プログラムを取り入れたモデル事業を二〇一七年度から稲浜小(美浜区)で始めた。

 運営は民間事業者が担い、料金は放課後から午後五時までが月二千円で午後七時までは月七千円。児童は「放課後子ども教室」で行われているスポーツやレクリエーションのほか、追加で月四千〜六千円支払うと、英語やパソコンなどの教室を受けられる。

 一七年度のモデル事業では、稲浜小の全児童の六割の九十一人が事業に登録。保護者と児童の満足度が高かったことを受け、市は四月から生浜(中央区)、西小中台(花見川区)、千草台東(稲毛区)、若松台(若葉区)、土気(緑区)の各小学校で実施する。

 市はモデル事業の実施計画などを記した「市放課後子どもプラン案」を策定し、パブリックコメントを三月八日まで受け付ける。

 

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