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【千葉】

歌声で避難民癒やす 来月10日、松戸「大うたごえ喫茶」

大うたごえ喫茶への参加を呼び掛ける金本さん(左から3人目)や高田さん(右端)ら=松戸市で

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 東日本大震災から間もなく八年−。「3・11 私たちは忘れない」を合言葉に、避難生活を続ける被災者を歌声で励ますチャリティーイベント「大うたごえ喫茶 新宿ともしびin松戸」が、三月十日午後一時から松戸市民会館で開催される。原発の再稼働にかじが切られる中、震災の記憶をとどめ、被災者が抱える問題を市民に広く知ってもらいたい、という願いも込められている。 (林容史)

 主催は「松戸うたごえ喫茶」(金本光弘代表)と東日本大震災復興支援松戸・東北交流プロジェクト(古宮保子代表)。

 東京電力福島第一原発事故などで故郷に帰れず、また帰還を諦めた人たちを一人五百円で支援しようと二〇一六年に初めて開催、今回で四回目となる。

 うたごえ喫茶の走り東京・新宿の「ともしび」のメンバーやボランティアがアコーディオン、ピアノ、ギター、フルートなどで伴奏する。「ともしび歌集」の中から会場のリクエストを受け付け、四十曲ほどを選んで歌い上げる。

 福島県相馬市立飯豊小学校の元校長で同市教委に勤務する防災士の高橋誠さんが「相馬のいま」と題して講演する。松戸・東北交流プロジェクトも避難者の現状を報告する。

 定員千人。参加費は事前に申し込めば千五百円、当日二千円。高校生以下、障害者と付き添いは各五百円。参加費のうち五百円をプロジェクトの活動費に充てる。歌集を持参する。百円で貸し出しもする。

 金本代表は「3・11が続いていることを訴え、市民に注意を向けてもらいたい」。プロジェクトの高田良子副代表は「帰還して避難者の名簿から抜けた人もいるが、高齢化が進んだり家族がバラバラだったりで、生活再建ができていない人もたくさんいる。震災は終わっていない」と話している。

 問い合わせはサンヨーホーム=電047(388)3751か、松戸・東北交流サロン「黄色いハンカチ」=電047(710)5519=へ。

 

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