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【千葉】

24日 沖縄県民投票 本八幡駅前でも市民投票

沖縄での期日前投票に合わせ、投票する市民=JR市川駅北口で

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◆市川で企画「日本全体の問題」

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設を巡る県民投票が二十四日に行われるのに合わせ、市川市のJR本八幡駅北口で、県民投票とほぼ同時刻の午前九時〜午後六時に市民投票が行われる。企画した市民有志は「辺野古問題は、沖縄だけでなく日本全体の問題。そのことを広く知ってほしい」と投票を呼び掛けている。 (保母哲)

 沖縄での県民投票は県条例に基づいて実施され、「平和と民主主義をめざす全国交歓会」(略称・全交)が全国各地の賛同人に働き掛けて行っている。このため山口兼男さん(65)=同市在住=が知人らとともに、「県民投票に連帯する市川アクション」として行うことにした。

 メンバーは段ボールで投票箱(高さ三十二センチ、幅二十九センチ)を製作。沖縄の県民投票とほぼ同じ投票用紙も作り、米軍基地建設のための埋め立てに「賛成」「反対」「どちらでもない」のうち、一つに「○」印を記入してもらう。

 辺野古へ何度か足を運んだという山口さんは「海面への埋め立てで自然を破壊している。米国と北朝鮮の交渉で東アジアの緊張関係が変化する中、辺野古での新基地が本当に必要なのかを考えたい」と話す。

 二十四日は山口さんらメンバー数人がJR本八幡駅北口に立ち、駅利用者らに用紙を手渡して投票してもらう。沖縄では期日前投票が行われていることから、メンバーはJR市川駅北口などで短時間の投票呼び掛けも行っている。

<沖縄県民投票条例> 正式名は「辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例」。昨年10月に公布され、今年1月には「賛成」「反対」に「どちらでもない」を加え一部改正された。目的として「県民の意思を的確に反映させる」を挙げ、いずれかの票が投票資格者総数の4分の1に達したときは「知事はその結果を尊重しなければならない」と定められている。

◆「反対」55票、「賛成」5票 津田沼駅前シール投票

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 沖縄県民投票に関心を持ってもらおうと、JR津田沼駅北口では20日夕、シール投票が行われた=写真。主催したのは、船橋市などの市民有志。午後4時すぎからの約1時間で60票が寄せられ、名護市辺野古への米軍基地移設に「反対」55票、「賛成」5票だった。

 シール投票は、国際環境NGO「FoE Japan」が、「『辺野古を守ろう!』プロジェクト」の一環で全国に実施を呼び掛けている。これを知った市民が急きょ、市民団体「沖縄県民投票、我(わ)がことにしたい@千葉県民の会」を結成。知人や会員制交流サイト(SNS)でメンバーを募った。

 参加したのは男女5人で、通勤通学者らに声を掛けながら、辺野古への基地建設に「賛成」か「反対」かのシールを張ってもらった。賛成した人は「戦争に負けたからしょうがない」「基地は日本を守るために必要」、反対した人は「沖縄に米軍基地が集中しているのはおかしい」「美しい海を台無しにする」など答えていた。

 投票を呼び掛けた鈴木祥子さん(43)=船橋市在住=は「移設反対派が選挙で何度勝っても、その民意は政治に反映されない。沖縄の人だけでなく、私たちも考えなければいけないことは多いと思います」と話し、今後も沖縄のために活動するという。 (保母哲)

 

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