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【千葉】

御宿・百条委「偽証罪で告発すべき」 メキシコ交流 町長が独断で推進

 御宿町の「日本・メキシコ学生交流プログラム事業」を巡り、町議会が地方自治法に基づき設置した調査特別委員会(百条委員会)は、「町長が職権を乱用し、公私を混同し、町政を私物化したもの」と結論づけ、石田義広町長を偽証罪で捜査機関に告発すべきだとする報告書をまとめた。二十八日に開かれる町議会臨時会で告発の是非が審議される。 (美細津仁志)

 この事業は、一六〇九年に御宿沖で座礁したスペイン船の乗組員を住民が救助した史実を踏まえ、メキシコから学生を招き、日本語研修や文化交流をするもの。二〇一四年度に始まり、一六年度から町が主催してきた。

 一八年度分の経費二百三十二万円について、町議会は見直しを求め、予算を認めなかった。しかし、石田町長は独断で事業を進めた。

 これが「議会の議決を否定し、地方自治法を逸脱する行為」として、町議会は昨年六月に百条委を設置。今月二十一日まで計十二回開催し、石田町長は証人として計五回尋問された。

 報告書では「町長は独断、秘密裏に外国人などに町の業務を請け負わせた。町の名と町長の職印を使用した私的事業とみるのが妥当」と指摘した。

 石田町長は取材に「勘違いや思い違いはあるかもしれないが、偽証したという認識はない」と話している。一九年度の事業は休止するという。

 

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