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【千葉】

千葉市、児相に専従班 4月新設「SOS見逃さない」

 千葉市は、市児童相談所(同市美浜区)に、虐待の通告から子どもの安全確認までの初期対応に特化した専従班を四月に新設する。野田市の小学四年栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件を巡り県柏児童相談所の対応が問題視される中、職員の専門性を高めるのが狙い。

 市児相では、市民や病院などから虐待が疑われる通告を受けた場合、児相に勤務する児童福祉司ら二十五人が交代でペアを組み、四十八時間以内に子どもの安否確認と保護者との面談などの初期対応にあたっている。だが、当番制のため、初期対応にあたる頻度は月数回にとどまっていた。

 初期対応の専従班を設けることで市は、本心を隠しがちな子どもとのやりとりや威圧的な保護者への対処などで専門性を高め、子どもたちのSOSを見逃さない体制づくりを目指す。専従班の人員や体制は未定。

 市児相への相談件数は、二〇〇五年度は二百五十七件だったが、一七年度は千百三件と四倍以上に増えている。市児相の担当者は「子どもの安心安全を第一に考えて対応したい」と話す。 (黒籔香織)

 

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