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【千葉】

人情噺「文七元結」市民ら上演  市川で23、24日

熱のこもった稽古を重ねる出演者=市川市で

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 落語で人気の人情噺(ばなし)「文七元結(ぶんしちもっとい)」の舞台公演が23、24日、市川市文化会館で開かれる。幕末から明治にかけて活躍した三遊亭圓朝(えんちょう)の原作に手を加えた潤色作品を、市民ら15人が上演。昨年12月から市内で続けられる稽古に熱がこもっている。 (保母哲)

 文七元結のあらすじは、ばくちと酒好きである左官の長兵衛が借金まみれとなり、夫婦げんかが絶えない。長兵衛が帰宅すると娘のお久が姿を消していた。吉原の店に身を寄せているという。その訳は−。市川市在住の吉原広さん(69)が潤色し、一時間半にわたる舞台には中高生も出演する。

 潤色のほか演出などを担う吉原さんは、父親を助けるために身を落とす娘と、他人を助けるためにお金を渡す父親が描かれていることを引き合いに、「ひょっとしたら、こんな親子がいるのかも−というあり得ない話で、笑いと涙を誘う。落語という、日本の伝統芸能のすごさを感じる作品」と話す。

 公演は、市川市邦楽連盟と市の主催。同連盟の松島庄吉郎会長も出演する。文七元結は落語のほか歌舞伎でも演じられており、松島さんは「市川での本格的な公演なだけに、多くの人に楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 二十三日は文七元結の上演、二十四日は二部構成で、人間国宝(重要無形文化財保持者)の堅田喜三久さんらの講演「お囃子(はやし)のいろは」に続き、文七元結が演じられる。開演は両日とも正午と午後四時(開場はいずれも三十分前)。長唄囃子の第一人者である堅田さんは一九九九年、人間国宝に認定された。当日は鼓の組み立て方の解説や演奏も披露する予定。

 入場料は二十三日が前売り千五百円、当日二千円。二十四日が前売り二千円、当日二千五百円。問い合わせは松島さん=電090(4592)2515=か、市川市文化会館=電047(379)5111=へ。

 

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