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【千葉】

「千葉商大ワイン」へ始動 キャンパス内で学生たちが苗木植え着手式 

ブドウの苗木を植える学生ら=いずれも千葉商大で

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 千葉商科大(CUC、市川市国府台)の学生たちが、キャンパス内でワイン造りに乗りだした。5年後に「CUCワイン」の生産を目指している。ブドウを栽培する畑の上部には太陽光パネルを設置し、今後は井戸やビニールハウス、廃材を活用したログハウスなどを設ける予定。5日には苗木を植えるなどの着手式を開き、「自然エネルギーも活用した実験農場」にするという。 (保母哲)

 畑はキャンパス南東の約三百平方メートル。野球部のピッチング練習場跡地を、学生たちが土起こしをするなどして畑に転用した。その上部には太陽光パネル七十二枚を設置。発電した電力は畑などの照明のほか、蓄電や学内で使うことにしている。

 千葉商大は昨年創立九十周年を迎え、百周年に向けた「CUC100(ワンハンドレッド)ワイン・プロジェクト」として取り組む。携わるのは一〜三年の三十一人。代表で三年の清水卷(まくる)さん(21)と、副代表の二年田口さくらさん(19)=いずれも人間社会学部=は「みんなが笑顔で活動できるといい。どんな味のワインになるのか楽しみ」と話した。

 五年後には二百五十〜三百グラムの収穫を見込み、七百二十ミリリットルボトルのワインが二百〜三百本製造できるとみている。太陽光パネルなどの資金はクラウドファンディングで募集している。

 ワインの原産地呼称が可能になるには85%以上の収穫量が必要なため、今後四年ほどは山梨県甲州市の醸造所のワインとブレンドし、五年後からは「CUCワイン」の醸造が可能になるという。畑には十四〜十六本の苗木を植え、空いたスペースで野菜栽培も行う。

 着手式には学生や大学関係者ら約七十人が出席。神事でプロジェクトの成功を祈った。畑の脇には千葉商大に隣接する和洋女子大服飾造形学科の学生らが、農作業向け作業着の試作品を展示した。

ブドウ畑上部には太陽光パネルが設置された(同大提供)

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