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【千葉】

松戸で育てITベンチャー 市が来月、起業支援施設

4月に開設する「松戸スタートアップオフィス」のイメージ図

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 松戸市は、IT・コンテンツ産業などのベンチャーに貸し出す起業支援施設「松戸スタートアップオフィス」を四月一日、JR松戸駅西口に開設する。将来、事業が成長すれば市内に構えるオフィスが増え、新たな雇用が生み出せると見込む。東葛エリアで自治体が同種の施設を整備、運営するのは初めて。 (林容史)

 起業家の創業支援と育成が目的。同オフィスは、昨年撤退した伊勢丹松戸店に隣接する地上二十階建てテナントビル「松戸ビル」十三階に整備する。床面積は約二百十平方メートル。「インキュベーション施設」は間仕切りで区切った個室六室とブース席五席がある。共有スペースで仕事やイベントなどができる「コワーキングスペース」三十席を設ける。電源、コピーとファクスの複合機、Wi−Fiを備える。整備費は二千万円、初年度の運営費は八百万円で、国の地方創生推進交付金を活用した。

 インキュベーション施設は主に情報通信業や、ゲーム、デザイン、アニメ、音楽などのコンテンツ産業で創業五年以内の起業家に貸し出す。入居は原則二年で最長三年まで延長できる。

 コワーキングスペースは個人の利用に加え、情報通信技術を活用し、時間や場所にとらわれずに働くテレワークなどでの活用を想定している。

 施設にはインキュベーションマネージャーを配置、起業に向けてアドバイスしたり、資金調達や販路開拓などで相談に乗ったりする。

 利用料は個室が月三万二千〜四万八千円、ブースは同一万五千円ほど。コワーキングスペースは一時間当たり三百円。利用時間は個室とブースは二十四時間、コワーキングスペースは午前九時〜午後九時。利用には登録が必要。

 起業家を支援している企業の共同企業体(JV)に運営を委託する。

 市は今後、起業を目指す人材を対象にしたセミナーや利用者同士の交流イベントなどを計画している。

 問い合わせは事務局=電0800(222)8448、通話無料=へ。

 

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