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【千葉】

<センバツ甲子園>つないで習志野 初回7点 「美爆音」後押し、初戦突破

日章学園を破り、校歌を歌い終えスタンドあいさつに向かう習志野ナイン=いずれも甲子園球場で

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 10年ぶりの春は投打に圧倒する滑り出しとなった。甲子園球場で開かれている第91回選抜高校野球大会で二十四日、習志野は、日章学園(宮崎)と対戦し、8−2で快勝した。初回に失策に乗じるなどして一気に7点を先制。左腕の山内翔太投手(二年)と右腕の飯塚脩人投手(三年)が好投し、追い上げを2点に抑えた。スタンドでは大勢の応援団が「美爆音」と称される吹奏楽部の音色ととも勝利を後押しした。2回戦は二十八日第3試合(午後2時開始予定)で、星稜(石川)と対戦する。

 習志野側の三塁アルプス席は生徒や保護者、ファンらで埋め尽くされた。

 野球部OB会長代行の小関和夫さん(77)は「平成最後の甲子園に連れてきてもらい感慨深い。若者らしく元気よく頑張ってほしい」とエール。

 一回表、5番の高橋雅也選手(二年)や9番の角田勇斗選手(同)の適時打などで幸先よく7点を先制。高橋選手と同じクラスのバトン部太田海伶(みれい)さん(二年)は「試験の点数が悪くても、『やっちゃった』と周りを明るくさせる存在。高橋君が打つと勢いづく」と喜んだ。

 四回に相手のミスで1点を加点するも同部の長谷川歩沙(あゆさ)部長(三年)は「試合は終わるまで分からない。気を引き締めていく」。

 先発山内投手は七回に2失点。続く八回にも2本の安打を浴び、背番号1の飯塚投手にマウンドを託した。

 昨年同校で投手として活躍した佐藤将聖(まさきよ)さん(18)は七日の卒業式で飯塚投手に思い出の詰まった黄色のグラブを「俺の分まで頑張れ」と贈った。無失点で切り抜けた後「慕ってくれた後輩が大舞台で全力で相手に向かっていく姿を見ることができてうれしい」と頼もしそうに語った。

 10年ぶりのセンバツでの勝利が決まると応援席は歓声に包まれた。

 205人の吹奏楽部員をまとめる酒井悠歌(はるか)部長(三年)は「今日は演奏する曲の指示を間違えたり、曲のテンポが悪かった。選手が自分たちのリズムで120%の力を出せるよう、しっかり準備する」と、二十八日の星稜戦に向け、気合を入れ直した。  (森雅貴)

◆監督・主将の談話

 <習志野・小林徹監督>実力以上のものが出た。エラーも一つで攻守ともにいいリズムで野球ができた。

 <同・竹縄俊希主将>テーマにしていた先制点をしっかり取ることができた。理想通りと言えば理想通りだが、ミスがあるので修正していきたい。

応援に熱がこもる習志野の吹奏楽部員

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